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★星の神聖科学 東條真人(著)

ミトラ教(サビアン星教)の占星医学

または占星医学の応用としての秘儀と錬金術

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書籍詳細

ISBN 978-4-901038-72-0

発行 2026621日(日)

型式 電子本(PDF

判型 A5電子本PDF形式。

頁数 150 ページ

価格 無料0

 

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東條真人『星の神聖科学−ミトラ教(サビアン星教)の占星医学、または占星医学の応用としての秘儀錬金術』

 

紹介

内容については、無料なので直接見てください。その方がてっとり早くまちがいがありません。

とはいうものの、やはりちょっとは紹介文があった方がよいので、副見出しにちなんで少しだけ書いておきます。

 

星の神聖科学

ごくかんたんにいうと、「星の神聖科学」は、一般に占星学(アストロロジー)として知られている学問のことで、天文学、暦学、占星医学、神聖宇宙論、星座進化論(星座年代記)、神秘数論(ピタゴラス系)、占星術、錬金術を合わせた総合的な学問です。「学」(マテセー)と「論」(テオリア)が基礎で、「術」(テクネー)がその応用方法についての学問です。

本書は、星の神聖科学がどういうものかを歴史や内容からはじめて広く見渡し、そのあとで、焦点を占星医学にしぼって、具体的に解説していきます。

 

占星医学

占星医学は、人体についての生理学・医学・生物学的な知識を星や星座に結びつけて整理したもので、西洋医学の発展を反映し、中世以来の西洋の伝統である民間療法の現代化(家庭の医学化)で重要な役割を果たしています。

忘れてはいけないのは、占星医学は病気を当てるだけのものではないということです。本領を発揮するのは、むしろ、錬金術、現代でいえば、自然体を基本にして、そこに適度に機器や薬を使うというかたちの健康増進、体づくり、美容、老化防止、広い意味の性別適合への応用です。WHOが推進し、日本政府も政策推進しているセルフケア*やセルフメディケーション*という方針にもそっていて、欧米ではすでにそういう方向に広がっています。心理占星術的な「気づき」や「内的変容」ではもはや、人々のニーズにこたえられなくなっているからです。世界はもう「占う」「気づく」ではだめで「なる」にシフトしていることをおぼえておきましょう。

本書は、このあたりを広くカバーした「ことはじめ」です。

占星医学的な見方・考え方ができるように、最低限必要な知識が本書で学べます。

 

*セルフケア 自己療法。自分の心身の健康を自分で守り、維持・回復・向上させるための行動や習慣のことです。WHOによる定義。

*セルフメディケーション 自発服薬。自分自身の健康に責任を持ち、軽度な不調を自分で管理・治療することです。WHOによる定義。

 

ミトラ教(サビアン星教)の占星学

歴史的にいうと、「星の神聖科学」の発祥地はバビロニア(カルデア:現在のイラク)で、その主要な担い手はミトラ教(アラブ名はサビアン星教)の祭司カルデアン・マギです。後に、エジプトのイシス教の祭司団や黒海周辺のキュベレー教の女装祭司団と連携して、地中海一帯と中央アジアに広めました。中世になるとイスラームと融合しましたが本質は変わらず、生理学・医学・生物学的な知識、とくに発生・成長・老化、性の分化と発達についての知識を増やして、占星医学を高度に発達させました。チベット密教やカシミール地方のシヴァ派タントラとも深く結びついていて、後期密教と弥勒教の修行法の基礎科学になっています。

中世から近世にかけての中心地は、西〜中央アジア・パキスタン・アフガニスタン・インド北部・チベットで、この時期に後期密教とタントラと内丹が活性化しています。欧州には18世紀後半まで、クルドコーカサスウクライナ・東欧ドイツというルートとシリア・トルコイタリアフランス・ドイツというルートの2経路で錬金術というかたちで断片的なかたちで流入していました。

「星の神聖科学」が本来のかたちで西洋に再導入されたのは、19世紀末(正確には1888年)からで、近代エソテリシズム(近代秘教運動)*の推進者・研究家(アラン・レオ、シュタイナー、アリス・ベイリー、ジョーンズ、ルディヤー、ホールなど)が秘教占星学、七光線、星座年代記(星座進化論)、サビアン占星術といったかたちで再導入しました。その結果、いまでは欧米の神秘学・占星学の土台になっています。この土台の上に心理占星学という花が咲き、いまはそれがさらに進んで占星医学と錬金術へとシフトしつつあります。性転換錬金術も広がりを見せています。

 

*近代エソテリシズム(近代秘教運動) 客観的かつ俯瞰的にながめると、中世から近世にかけての中央アジア・インド北部・チベットで起きていた秘教**の交流・融合とその中で進んだ占星医学と秘儀(錬金術)の発達が母体で、それがインド経由で海路欧米に伝わったものといえます。この流れが分かると、いわゆるシャンバラ伝説、モリヤ、クートフーミ、ジュアルクルといった大師たちもなんとなく納得のいくものになるはずです。

**秘教 具体的には、ミトラ教(サビアン星教)、後期密教、シヴァ派タントラ、弥勒教(仏教・道教と融合して中国化したミトラ教)のこと。くわしくは、本書ならびに『ミトラの秘儀−ミトラと妙見と北斗七星、あるいは占星医学の応用としての秘儀・錬金術、あるいは七光線の古代・中世・近現代現』MIIBOAT無料PDF電子本)を参照のこと。少し込み入っていますが、さけては通れない重要なポイントです。

 

または占星医学の応用としての秘儀・錬金術

秘儀・錬金術というのは、占星医学(人体についての生理学・医学・生物学)の応用です。

自然療法に似ていて、通常医療で用いるような薬物や手術にたよらず、自然のものを使って、ライフステージに応じた心と体をつくって、健康的で充実した日々を過ごすことができるようにするのが目的です。その重要なポイントは、「広い意味での性別適合」です。男をより男らしく、女をより女らしく、LGBTQの人をより自分らしくするということです。

術は多数ありますが、根本的な考え方は「人間の体が本来持っている自然治癒力を活かす」というものです。

みじかくまとめると、本性開悟(ほんしょうかいご)、帰信還郷(きんしんかんきょう)、変成美身(へんせいびしん)、不老長寿(ふろうちょうじゅ)です。

これのような応用の基礎として、占星医学でどのような分析をするのか、その際、どのようなことに気をつけるのかといったことを事例で具体的に説明します。

 

 占星医学の応用である錬金術と秘儀については、別途『ミトラの秘儀−ミトラと妙見と北斗七星、あるいは占星医学の応用としての秘儀・錬金術、あるいは七光線の古代・中世・近現代』で解説するので、そちらをご覧ください。こちらも無料です。

 

これからの医療

今後、遺伝子治療、ゲノム創薬、ホルモン療法、ロボットなどを使った高度な外科手術、AIなどをとりいれた高度医療技術や機器の開発がさらにいっそう進みます。ただし、そのすべてが平等に安く提供されるわけではありません。おそらく、お金次第ということになるはずで、よく効く薬、難病の治療、老化防止、若見え、性別適合(性転換)などはとくにその傾向が強まると予想されます。さらにまた、医療情報や食品情報は膨大で、高度で難解になる一方です。AIの助けを借りることになったとしても、結局のところ、国と個人両方の経済的な事情からかんがえて、世界中どこであれすべての国で、WHOのガイドラインにそって、自分の身は自分で守るという方向(セルフケア、セルフメディケーション)に進み、だれであれ、まずは自然療法・秘儀・錬金術が基本で、それで対処できなくなったときに高度医療に頼るという流れになるでしょう。

そういう意味で、占星術師は医療占星術師にシフトし、時代と世界のニーズに応えていく必要があります。

 

付記

わたし(東條)が最初に占星医学の講義をしたのは2005125日から2006322日までで、全9回でした。あれから20年、生理学・医学・生物学的な知識を深めつつ、占星医学が秘儀・錬金術にどう応用されているかの研究をさら進め、ようやく満足のいくかたちになったのが20216月で『ミトラの秘儀−惑星の秘密』と『ミトラの秘儀−星座の秘密』いうかたちで刊行しました。その後、妻(岡庭加奈)が整理して『秘密のサビアン占星学』と『アスペクト占星学−辞書と解説』を刊行してくれました。これらはいずれも専門性が高く、入門書ではないので、今回、このようなかたちで入門書を刊行しました。

 

20052006年当時の講座テキストの表紙イラスト

 

キーワード

星の神聖科学 占星医学、神聖宇宙論、星座進化論(星座年代記)、神秘数論(ピタゴラス系)、占星学と占星術と錬金術の関係、錬金術と秘儀の関係、生理学と医学と生物学のちがい

サビアン占星学 役割、特徴、神々やコスモスとのつながり、神秘数論と聖画・奥義図・星曼荼羅の使い方・学び方、星曼荼羅の制作、神聖音楽と舞踏、遊び、右脳(芸術脳)と左脳(論理脳)

占星医学 なにができるか、なにをするか、惑星、惑星の分類、星座とハウスが惑星に与える影響、アスペクトの見方、身体部位、体内物質と分泌物、病気、成長と発達と老化、思春期、更年期、性の目覚め、真の性別(心の性別)、性別適合、出生天球図、解読方法、垂直光と水平光の使い分け

歴史 バビロニア、カルデアン・マギ、イシス教、キュベレー教、メタトロン神秘主義、サビアン星教、真サビアン教、ミトラと七曜神は中央アジアで星仏になる、仏教との融合、道教との融合、弥勒教、花仙と花郎、神仏習合、星曼荼羅と宿曜経、中世ヨーロッパの占星術と錬金術、近代以降の欧米への再導入

占星術師 占星術師の服装、今後の東アジア

実践・応用 広い意味の性別適合、ライフステージに応じた心と体づくり、思春期の性と秘儀、高齢期の秘儀と性、武術家、芸術家、LGBTQ+、トランス女性、男の娘、シーメール、ニューハーフ、ドラァグクイーン、女装子、健康維持管理や体づくりのトレーナー、医療占星術師

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