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   ミトラ聖典ケウル 第2巻 西方ミトラ教編 東條真人(著) ――ミトラ聖典ケウル・シリーズ2 増補新版

 

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ミトラ教の歴史

 

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はやわかり現代のミトラ教

右の「ミトラとは」「広まり」に書いてあるようなことが、さらに広く、分かりやすく書いてあります。

 

ミトラ教の占星術

アラビックパーツ占星学 全2巻

 

電子新版・占星学教室手法大百科

第19章 ミトラ教の秘教占星術

ミトラ教とは/宇宙モデル/占星術/神聖数7の体系/七曜神/七曜/七芒星/人間/七大ロット/惑星時と時の守護星/北斗七星/本命星/元神星/運命を司る3天使/堕天使…月宿の支配星/守護天使…守護星/本命天使…陰陽道・天台密教の本命星/大運の見方/秘儀の七位階/1星座1年法/ミトラの神域/ミトラのオーラ/カウテスとカウトパテスのオーラ/デカン/土星、太陽、月を重視/惑星の強さの判定/蛇の書/七曜神と七光線/七曜神と八卦/占術の組み立て方

 

DEUS SOL INVICTUS MITHRAS

太陽神ミトラと七惑星(七曜神)

書籍詳細

ISBN 978-4-901038-83-6

2012820161月に大幅増補改訂)

頁数 566頁⇒1511

価格  価格 3,0004,800

形態 電子本PDF形式

 

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ミトラ聖典ケウル・シリーズ

天の友ミトラからのおくりもの

〜神話・伝承・聖詩・語録・注釈・予言のすべて〜

 

 

ミトラとは

ミトラは、太陽神にして、愛と友情の神です。その名は、ペルシャ語で「太陽」「愛」「友情」を意味し、ヘレニズム時代においては、ギリシャ語で「エロス」 Ἔρως と訳されました。ミトラの本質が「友愛」であることは、どのミトラ神話にも、「七曜神」あるいは「七大天使」と呼ばれる仲間がいるという事実からも明らかです。

ミトラは、インド・イラン起源の神ですが、パルティアの時代に、東西に大きな影響を与え、西ではキリストを成立させ、東では弥勒と阿弥陀を成立させました。このとき、ミトラの「友愛」は、キリストの「隣人愛」、弥勒・阿弥陀・大日の「慈悲」にかたちを変えました。

 

広まり

古代末期には、バビロニアの地で、ミトラ、キリスト、弥勒は、同一の存在であるとする教えが説かれ、全ユーラシアに広まりました。中世半ば以降、この教えは神秘主義化し、イスラーム神秘主義の1つ「愛のスーフィズム」になり、現代に続いています。

ふしぎな偶然ですが、ユダヤ教に取り入れられたミトラは、メタトロン(古形ミトラトン)となり、現代においても、ユダヤ神秘主義において特別な位置を占めています。

19世紀末の近代ヨーロッパで起きた、秘教運動(近代エソテリシズム)――ブラヴァツキーの神智学、シュタイナーの人智学――もまた、この流れをくみ、ミトラ、キリスト、弥勒を同一視し、人類を導く世界教師であるとしています。

いまでは、さらに広がり、ミトラ、キリスト、弥勒、阿弥陀、大日、メタトロン、ミカエル、マフディー、アポロ、ヘーリオス、ホルス、アディティ(スーリヤ)などを同一の存在であるとしつつ、さらに多くの神々を接合・融合しようとしています。

この開かれた新しいミトラ観を分かち合い、諸教円融の思いを広めようというのが、現代のミトラ教復興運動の輪です。この輪は、いわゆる組織宗教にみられるような、かたまった思想や教義のようなものを排除して、純粋に、ミトラ――つまり愛と友情――だけをきずなとしている、ゆるやかな仲間の輪で、おだやかな愛の神秘主義のようなかたちで、欧米、イラン、クルディスタン、インド、日本などに広まっています。区別・排除の論理ではなく、融合・調和の心で親しみ交わる。これがミトラの輪です。

 

ケウル・シリーズ

現代のミトラの輪において、過去の資料や歴史は、それほど重要ではありません。この輪の中で共有すべきものは「友愛」だけであり、知識や解釈ではないからです。あらゆる資料は、開かれており、その解釈は自由です。解釈の自由こそが、喜びの源泉であり、人生を豊かにするさまざまな活動の原動力だからです。

このシリーズは、このような喜びと豊かさを、一人でも多くの人が分かち持てるようにとの意図でつくられました。

それゆえ、ミトラに関する、古今東西のさまざまな資料が収めてあります。日本では、ミトラに関する原資料(一次資料)が、ほとんど刊行されていないということもあり、本邦初紹介の資料を数多く収めてあります。

 

ケウル2(西方ミトラ教編)をひもとけば、七曜神のこと、ライオン神のこと、双子のこと、占星術のこと、キリストなるミトラのこと、クリスマスのこと、東方の三賢者のこと、ミトラの名のギリシャ数秘術的な意味、七位階の秘儀のこと、死後のこと、冥府下りのこと、ミトラとミカエルのことなど、多くのことが、明らかになり、ミトラ神話の世界が大きく広がるでしょう。

 

ケウル3(東方ミトラ教編)をひもとけば、光の国のこと、ミトラとオフルミズド(アフラ=マズダー)のこと、アーリマンのこと、大女神のこと、キリストなるミトラ=弥勒のこと、パラクレーとのこと、七大天使のこと、阿弥陀、大日、観音、大勢至、地蔵のこと、天地創造と輪廻転生のこと、堕天使と巨人たちのこと、大洪水のこと、千年王国のこと、世の終わりのことなど、ミトラ教、キリスト教、仏教をつなぐ多くのことが明らかになるでしょう。近代エソテリシズム(神智学と人智学)についての理解も、大きく広がるでしょう。

 

資料の種類

ケウル・シリーズの最大の特徴は、古今東西の史料を訳出して収めてあるという点です。

大きく分けると、史料は、古典資料と、現代のミトラ教(欧米・日本・イラン・クルド)の資料の2つに分かれます。どの資料にも、詳細な書誌情報が付されており、読者が利用する際に、混乱・混同が生じないようにしてあります。

 

ケウル2:西方ミトラ教編の内容

本書には、西方ミトラ教(ローマ帝国のミトラ教)の主要な資料とその詳細な書誌情報が収めてあります。

西方系のミトラ神話について考えるとき、ここに収録されている資料は、最低限おさえておかなければならない資料です。

「ハミン湖伝説」「ペルシアの女神アフロディテの物語」「ゾロアスターの予言」「カバクの儀式」「ミトラの名の秘密」「火の二面:ミトラと謎の女神」「ギリシャ語バルク黙示録」「エルの神話」など、日本には全く知られていない重要資料が多数訳出してあります。ミトラ神話を考える上で、これらも、欠かすことのできない重要資料です。

「なぜ?」とか、「創作?」とか思っていたことが、じつはきちんとした資料に基づくものであることが分かり、積年の疑問も氷解するでしょう。

 

目次

シリーズについて

シリーズの構成

凡例

 

解説部

予備知識

西方ミトラ教という呼称

西方ミトラ教史 ――史料の示す西方ミトラ教の歴史と教義

広義ミトラ教史 ――西方ミトラ教を含む、より大きな歴史

ミトラ教とキリスト教 その 1 ――調停合併説

ミトラ教とキリスト教 その 2 ――一体説

創始日と場所 ――史料、遺跡調査、伝統からの推定

創始者と哲学者 ――匿名のマギ集団と伝説上の人物

マギ ――名称、語義、教会組織(全国組織、中央指導部、地方組織)、祭司服、位階、女性の位階、女装祭司、ニンフなど

ソル・インウィクトゥスとローマ帝国最高神官団 ――墓碑銘、マルケリヌス『なされたこと』 22.7.6; 27.9.8-10; 28.1.24『シュンマコス書簡集』他

信徒 ――職業、財政基盤、社会的地位、教義への影響、組織構成(秘密結社、十人委員会など)

ミトレーアム ――名称、由来、構造、軍人・官吏のミトレーアム、民間のミトレーアム、人員構成、主な遺構

祝祭

慣習

神々

神話

秘儀と位階

宇宙論と占星術

七光線論 ――「ソル・インウィクトゥス」の普遍的太陽神の神学の影響

タロット ――復興運動における位置づけ

特徴

現代のミトラ教における評価

 

資料部

基本的な枠組み

四季の祝祭 ――イラン・クルドの暦と伝統、占星術

西方ミトラ教の神々 ――聖図像と経典・資料から

 

ミトラ聖誕(ヤルダ) ――冬至

ミトラ聖誕日(ヤルダ) ――起源、慣習など

マタイによる福音書 ――聖書の伝えるキリストなるミトラ誕生の伝説

ハミン湖伝説 ――イランのミトラ誕生伝承

ペルシャの女神アフロディテの物語 ――キリストなるミトラ誕生の伝説

東方の三賢者とミトラ ――マルコ・ポーロ『東方見聞録』

マギの啓示 ――星の少年キリストの誕生

キリストなるミトラの誕生 ――オリゲネス『ケルソス駁論』第1 60

ゾロアスターの予言 ――バー・コーナイ『学術目録』

 

キリストなるミトラ

キリスト ――語義、起源、三位一体、イメージ、共通伝承など

美少年キリスト ――グノーシス文書と外典文書の伝える「美少年キリスト」と「天球層上昇の秘儀」

三重の神キリストなるミトラ ――クルドの伝統

キリストなるミトラ ――新約聖書「ルカによる福音書」 2:8-21、外典「ペトロ行伝」「ペトロによる福音書」「パウロの黙示録 V2」など

冥府下り ――連画、浮彫連画、殉教者ユスティノス『テュフォとの対話』LXX、テルトゥリアノス『異端に対抗するための処方箋』 XI、「ペトロの手紙 1 3:18-20、「エフェソの信徒への手紙」 4:9「使徒行伝」 1:9-11、「ペトロによる福音書」 9-11ほか

イエス諸派 ――考古学的な実態

聖書、外典、偽典、グノーシス経典 ――キリスト関連文書の種類と分類

十二使徒――ミトラとキリストの十二弟子。聖画、浮き彫り、「ルカによる福音書」 6:13-16「ヨハネの黙示録」 21:14など

 

ミトラカーナ大祭 ――秋分

ミトラカーナ大祭 ――秋分の祭典

カバクの儀式 ――現代クルドに残る西方ミトラ教の祭儀

カバクの儀式からの復元神話 ――ミトラ、カウテス、カウトパテスの神話

 

パンとワイン

パンとワインの起源と意味 ――聖図像、『法律』 II:9 (666A-C), 1 (654A), 13 (672D), II:12 (672 B-C)

「ミトラの秘儀」における聖なるパン ――ブラヴァツキー『ヴェールを脱いだイシス』第 2 351 頁)

聖餐式 ――アレウィー派の『教理問答書』 76-74

パンとワインの秘儀 1 ――バーバク教の秘儀

パンとワインの秘儀 2 ――アレウィー派の聖餐式とバーバク教の秘儀から再構成

マルコス派の秘儀 ――ブラヴァツキーの『ヴェールを脱いだイシス』第二巻 513-514

 

ミトラ

ミトラの名 ――碑文と史料より

ミトラのイメージとキーワード ――聖図像より

ミトラの名の秘密 ――ギリシャ数秘術による名解き

時の主ミトラ ――聖図像、聖ジェローム『アモス注解』、プルタルコス『エジプト神イシスとオシリスについて』 38, 60, 75, 45-47、フィグルス「断片 67」、『カルデア神託』、『ヘルメス文書』 XI:2

名号と誓いの言葉――ラテン語碑文より

ミトラの尊称と別名 ――聖図像とギリシャ数秘術より

ミトラとアポロ・ヘーリオス ――聖図像と『ギリシャ語魔術文書』などによる

ミトラとパネース・エロス ――碑文、聖図像、ゼノビウス & シオン資料より

ミトラとペルセウス その1 ――ギリシャ神話、マテルヌス『マテセオス』 III:1ほか

ミトラとペルセウス その2 ――マニリウス『アストロノミカ』

 

ミトラとアッティス

ミトラとアッティスと女装祭司 ――聖図像より

アッティス神話 1 ――ローマ人の詩人カトゥルスの詩「カルミナ63

アッティス神話 2 ――アルノビウス『異教への批判』 V:5-7

ミトラとアッティスについての哲学的解釈 ――ユリアヌス帝の詩「天界の王であるヘーリオス-ミトラへの讃歌」 171AD, 172B, 172D-173A

黒き女神イサイス ――黒海沿岸のミトラの秘儀

 

女神ミトラ

女神ミトラ ――「ミトラとアッティスと女装祭司」、「アッティス神話 1」、同 2、『シャープラカーン』

大女神とミトラ――『リグ・ヴェーダ』、ヘロドトス『歴史』、プラトン『国家』、マニリウス『アストロノミカ』ほか

三重の女神ミトラ ――『ヴェールを脱いだイシス』第二巻第4170-171頁より

ミロテア(女神ミトラ)の詩 ――『第一の思いの三相』より

 

神々と占星術

占星術の神ミトラ ――ポルピュリオス『妖精の洞窟』、『出生天球図の書』、アリストゼノス『ピタゴラス伝』、プトレマイオス『テトラビブロス』、マテルヌス『マテセオス』ほか

ライオン神 ――聖図像、碑文、アルメニア資料、『シャープラカーン』などから

火の二面:ミトラと謎の女神 ――フィルミクス・マテルヌス『異教の過ち』 5:1-2

カウテスとカウトパテス ――聖図像より

七曜神 ――聖図像と資料より

三面の大女神ヘカテー ――聖図像と『カルデア神託』

女神イシス ――聖図像とストバエウス版『ヘルメス文書』 XXXIII イシスからホルスへ

カルデア式惑星配列、七芒星、時の支配者

十二星座(ゾディアック)の秘密  ――『ヘルメス文書』ほか

ダイモーン

占星術

占星術の古典とミトラ ――『アストロノミカ』、『テトラビブロス』、『マテセオス』

 

神話

ミトラ神話の基本要素と基本パターン ――考古学資料と文書資料の整理

ミトラ誕生と宇宙創世神話の骨格 ――ミトラ=パネースの浮彫、「オルフェウス叙事詩」、『カルデア神託』、『ゾストリアノス』、『スラブ語エノク書』他

コスモスと七曜神の誕生 ――聖図像、『アストロノミカ』、『カルデア神託』『ゾストリアノス』

聖牛の供儀 ――聖図像、プルタルコス『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』 10, 12, 13, 19, 38, 45-47, 53, 54, 56-58, 60, 74、ギリシャ神話(アポロ神話)、オルフェウス教神話(ディオニューソス神話)、東方ミトラ神話、ジウスドラ伝説、イマ神話他

コスモスの構造 ――『アストロノミカ』 I:146-172、『カルデア神託』

西方ダウル記 3 ――ミトラ神話

西方ダウル記 4 ――ミトラ教の宇宙年代記

西方ミトラ教の星座神話 ――星座の秘密

ゾロアスターとマギの子ら ――ディオ・クリュストム『講話』 36

世界周期論 ――マテルヌス『マテセオス』 III:1、フィグルス「断片 67」、『シリア語バルク黙示録』 27, 56-69、プルタルコス『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』 45-47、ディオ・クリュストムの『講話』 36、『バフマン祭儀書』 3:26-61、『戦いの書』など

天地創造 ――『スラブ語エノク書』 11

天地創造の 7 日間 ――『ヨベル書』 2:1-26

見張りの伝承 ――「創世記」 6:1-8、『エチオピア語エノク書』 6-10、『ヨベル書』 10:7-13

七大天使 ――『エチオピア語エノク書』 20、『スラブ語エノク書』、『ヘブライ語エノク書』 17、『ヨベル書』 10:7-13

ディオニューソスの死 ――プラトン『メノン』 81B-C

オルフェウス教の神話 ――聖図像、オルフェウス叙事詩、ダマスキオス断片、『パイドン注釈』他

イマ王神話と大洞窟ワラ ――『リグ・ヴェーダ』 10.14.1, 2; 10.14.1, 2, 7, 8 『王書』、 『除魔の書』 2 『ヤスナ』 32.8; 9.1 『除魔の書』 1 ヘロドトスの『歴史』 1.131-132

 

人物伝

ゾロアスター伝 その 1: ミトラと占星術 ――アリストゼノス『ピタゴラス伝』、ポルピュリオス『妖精の洞窟』、リュドゥス『暦の月について』 II:4, 6、マグサイオイ文書

ゾロアスター伝 その 2: 混合伝承 ――ポルピュリオス『ピタゴラスの人生』 12, 38, 39, 41, 48-52、ストバエウス『選集』 11.33、プルタルコス『人生』 3.780C、プラトン偽書『アルキビアデスT 121C-122A、ヘロドトス『歴史』 I:136 『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』、アガティアス『歴史』 2.23-25、ゾシモス「ギリシャ語断片」、プリニウス『博物誌』他

ゾロアスター伝その 3: バルク ――『シリア語バルク黙示録』、『ギリシャ語バルク黙示録』、「ゾロアスターの予言」

ゾロアスター伝その 4: 沈黙の謎 ――聖図像、他

ゾストリアノス ――『ゾストリアノス』、ポルピュリオス『プロティノス伝』 16

プラトン伝 ――セネカ「書簡 VI 58」、オリムピオドロス「プラトン伝」、プラトン『国家』『ティマエウス』『パイドロス』他

三人のマギ ――マグサイオイ文書

マクシムス ――ドゥラ・ユーロポス遺跡より

 

記録

マギの宗教2 ――ストラボン『地理』 15.3.13-15

キリキアのミトラ教 ――プルタルコス「ポンペイウスの生涯」 24:1-5

コンマゲネ王国の宗教 ――ニムルド・ダーの碑文 (前 62 年)

ミトラ、ホロマゼス、アレイマニオス ――プルタルコス『エジプト神イシスとオシリスについて』 45-47ニギディウス・フィグルス「断片 67」、ウェルギリウス『アエネーイス』 VI、『牧歌』 IV:5-10、ダマスキオス「疑問と答」125 bis、「セルヴィウス・グラマティコスによるヴェルギリウス注解」

メニップスの冥府下り ――サモソタのリュキアン『冥府下り』 6-9

 

ミトラの秘儀

A. 七位階の秘儀

七位階の秘儀: 歴史と構造 ――ヘロドトス『歴史』 1.131-132、ストラボン『地理』 15. 3.13-15偽プラトン『アルキビアデスT 121C-122A、聖ヒエロニュモス「ラエタに宛てた手紙」(書簡107)、ミトレーアム遺構のモザイク画・出土品ほか

女性の位階 ――ポルピュリオス『禁欲論』他

七位階の秘儀: 秘儀参入の宣誓、ミレスの秘儀 ――「フィレンツェ・パピルス」、聖なる連画より

七位階の秘儀: 入信の洗礼 ――ブラヴァツキー『ヴェールを脱いだイシス』第2566

七位階の秘儀: 七年ごとの昇進 ――プラトン偽書『アルキビアデスT 121C-122A

ミトラの秘儀: 「七位階の秘儀」の詳細 ――「復興運動における解釈: 各位階の詳細解説」(天使七星学教科書第 23 2005 年)

七位階の秘儀:そのカバラ的解釈 ――生命の木と対応付けた説明

 

B. 天球層上昇の秘儀

七位階の梯子 ――オリゲネス『ケルソス駁論』第622

人間の誕生、大宇宙と小宇宙の照応 ――マテルヌス『マテセオス』 III:2, I:4.4-5, 10.14、プラトン『ティマエウス』 41-42

秘儀についての回想 ――プラトン『パイドロス』 250BC の伝える「天球層上昇の秘儀」

ギリシャ語バルク黙示録 ――天球層上昇の秘儀

『ヘルメス文書』の伝える「ミトラの秘儀」 ――天球層上昇の秘儀

秘儀の神智学 ――ブラヴァツキー『文集』第 11

 

タロット

西方ミトラ教とタロット ――大きな流れ

西方ミトラ教で解くタロット ――ギリシャ数秘術で解くミトラの秘儀

 

輪廻転生

輪廻転生について ――プラトン『パイドン』 29-31

エルの神話(ゾロアスターの書)  ――プラトン『国家』第113:614A-621D

死後の裁き1 ――アスクレピウスV 28

死後の裁き2 ――古代イランの伝承 除魔の書 19:28-30

 

予言(黙示録)

予言(黙示録)1 ――『バフマン祭儀書』第 3 26-61

予言(黙示録)2 ――『ブンダヒシュン』第 30 4-33

 

聖画集

解説

聖画1 タウロクトニー

聖画2 コスモクラトール・ミトラ

聖画 秘儀のミトラ(童子形)

聖画 キリストなるミトラ=弥勒

 

著者プロフィール

奥付

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